PS3『龍が如く5 夢、叶えし者』色んな意味での哀愁漂うクリア後の感想であります。
PS3『龍が如く5 夢、叶えし者』クリア後の感想!
黒歴史と言われてしまいそうなPS3『龍が如く OF THE END』から、正規の『龍が如く』へと舞い戻ったナンバリング最新作でありますね。いやぁ時間がかかっちゃいました・・・意味の無い遥のレベル上げに根を上げそうになったり、最後の最後で、雷電と亜門丈にかなり(いやマジで)苦戦しちゃったりね。
自分は、メインストーリー、そして各キャラの亜門含むサブ、アナザーストーリー、全キャラレベルMAX(限界突破レベル25まで)、全キャラ全武器熟練度MAX、タツヤやIF8含む師匠全て、ビクトリーロード、全ての町歩き、キャバクラ、をコンプリート。それでも全体のコンプ率は60%程度といった恐るべしなボリュームでありました。
とりあえず、いつもコンプリートを目指す項目は制覇した・・・と言いたいところですが、初めて闘技場(ビクトリーロード以外)を投げ捨ててしまいました。なんでもかんでも4人分とか・・・もういいですってな気持ちになっちゃって。
ほなほな、感想を書いていきたいと思います。
[スポンサーリンク]
まずは、いつも通りストーリー面から
簡単に言ってしまうと、おっさん達と少女が夢を追いかける極道ドラマであります?って言っても、主に遥の夢をみんなでサポートするって感じだったのかもしれません。これまで通り、漢たちの熱いストーリーは、普通におもしろかったと思います。
クライマックスはちゃんと感動もしましたし、桐生ちゃんの半端ない哀愁も感じました。あまり書いちゃうとアレですが、最後に、各都市の極道が終結する場面、品田が涙するところ、遥の演説、エンドロール後、そのあたりけっこう感動しちゃったかなぁ。みんな幸せになってほしいなぁ。
ただ、4人の男と一人の少女の物語が、最終的にうまく絡み合ったようなそうでもないような・・・腑に落ちない感はあります。本来なら、衝撃の展開やら、大どんでん返しってなことになるのでしょうけども、どうもちょっと展開が強引でないかい?ってな部分がいくつかありまして・・・特にプレイする前から、アイドルな遥と新キャラの品田が、どう極道な桐生ちゃんたちに関わって来るのだろうと、ワクワクしていたのですが、
蓋を開けてみたら・・・そこが一番ひどかった気がしますねぇ。
皆まで書けませんが、ラスボスもそうかもしれません・・・そしてインパクト弱しっ。とってつけたような後付けであり、それだったらなんでも出来てしまうだろうがよっ!ってな展開だった気がしちゃって、やはりもう限界なのかなって思わされちゃいました。
アナザーストーリーについては、なんでしょうね・・・表現しづらいですが、タクシードライバー、狩猟、バッティングと、ミニゲーム?もお話も“それなり”にちゃんと作られてはいるけど、いつも通りどうしてもメインが気になっちゃって、途中からただ面倒に感じてしまいましたかねぇ。
お次はバトル(って言うかゲーム部分かな)
今回はアナザーストーリーやダンスバトルもあり、喧嘩バトルだけではない様々な戦いがありますが・・・。
まずは、共通する喧嘩バトルについて。うん、まぁこれまでよりも良い意味で軽く、スピード感が増していたので良かったと思います。操作も簡単ですし、殴るのに飽きたら武器を使ってみたりも。ボス戦にQTEが多く使われているので、その辺は毎度おなじみの賛否両論かな?自分はこれについては特に否定的ではありませんかね。
あと、バトル開始時の話ですが、フィールドからバトルへのシームレス移行とは言うものの、敵の因縁やら、主人公が構えるのに、いちいち待たされるってのは、本末転倒も良いところなのではないでしょうかね。繰り返し行われるバトルですので、そこはストレスフリーにしてほしかった気がしますが。
んで、ダンスバトルについて。これはね、遥が可愛いのが一番大きいですww何度も何度も聞かされる楽曲が耳に残ってしまうし、自分はなんだか楽しかったかなぁwwライブもダンスもワンパターンだけどもね~。
そのほか、タクシードライバー、狩猟、バッティングについて。どれもそれなりに作られておりますが、慣れちゃえば、これまたワンパターン状態です。ミニゲームの拡大版であり、メインには影響して来ないので、やり込む気も起こらないし、上記にも書きましたが、途中で飽きちゃいましたねぇ。
システムやらなんやら細かいところ。
最初に書いてしまいますが、とりあえずロード、読み込みが多いです。こういうの久しぶりってぐらいに多いです。テンポ悪いです。私事ですが、つい最近PS3が故障し、新調したばかりですので、激しくロード音が鳴ると、本体(ディスクドライブ)がいかれてしまうのではないかと、ちょっぴり心配になりましたよ。いや、これは完全に私事ですがね。
さて、気を取り直しまして、『龍が如く4』から主人公4人制(今作は4人プラス1人)をとっている『龍が如く』シリーズ。良い部分もあればそうでない部分もあります。
主人公が入れ替わることで、バトルスタイルなどゲーム中のマンネリ感を軽減させるているところや、どのように絡み合うのか、どういった形で全員が終結するのか、物語的にワクワクさせられたりするところが良い面でありますね。
逆に、今作はそれぞれの主人公がそれぞれの歓楽街を担当するために、やり込み要素など、一人当たりの数が減ってはいるものの、何度も同じようなことを繰り返しさせられるは、どうなのかと・・・またかぁって思っちゃうんですよねぇ。良い面として書いたことに矛盾が生じてしまいますが、このタイトル一本だけでマンネリ感を出してしまっているような気がしましたね。
グラフィック、演出面
これまで通り、可も無く不可も無い感じで、PS3になってからの『龍が如く』であります。街の景観などは、実際にその街を知っていると「ん?」ってところはあるものの、流石です。まぁとりあえず、遥が可愛かったので、それで良しっwwあっキャバ嬢の顔なんかも、自分としては今までで一番良かったかもですね~。どうでも良いですが、自分のお気に入りは“りくさん”ですww
演出面もこれまで通りですかね。ゲームのイベント部分とCGムービー部分をいったりきたりしながら展開させるのと、先ほども書きましたロード面、読み込みが長い&多めなので、テンポがあまり良くない気はしました・・・そこはもったいないところ。
あと、音楽によって、心躍るってことがあると思いますが、それも無かったかも・・・。
ボリューム面
これに関しては、4人(5人)分を繰り返しプレイしなきゃってことを差し引いても、文句のつけようが無いボリュームであります。いやもう、コンプ率100%やり込む方ってのは、ほんまに尊敬しちゃいますよ。
いったいどこまでやればコンプリートするのか解らないぐらいに色々とやることがあって、それを調べるだけでも時間かかっちゃいそうなね。
あまりゲームを買わないって方にとっては、クリア後に自由に街を練り歩けるPREMIUM ADVENTUREにて、のんびりゆっくりと遊びつくせば、このゲーム一本で色々やれて楽しいかもですよね。
まとめ
まぁちょっと偉そうに辛口だったかもですが、こんな感じですかね~。本作もマンネリ、マンネリと言われるタイトルですので、色々と開発者の方は、そうならないよう頭をひねって、苦労されているのだと思います。
ファイナルかと思われた『龍が如く4』から『龍が如く OF THE END』を挟んで、満を持しての『龍が如く5 夢、叶えし者』であった為か、自分としては、プレイ開始当初はそれほどマンネリ感もなく、メインのストーリーに心魅かれつつ楽しめましたし、クライマックスもそれなりに感動しましたよ。
ただ、先にも書きましたように、主人公と舞台が複数あるってことで、面倒に思うことや、途中からマンネリを感じたりはしちゃいましたかね。それっていうのは“やれることはその時にやってしまいたい”っていう自分のゲームプレイスタイルが、問題なのかもしれず、メインストーリー重視でプレイし、やり込み要素は後からやれば良いだけなのかもしれませんが・・・。
それでもまぁ色々と捨てることもせず(片づけられない、捨てられない人はダメだって言うし)色々と付け加え過ぎているのではないかなぁって感じもしますので、ここはもういっその事、主人公は一人に戻し、余計な部分は削いじゃって、ボリューム満点のメインストーリー一本で勝負してみるとか・・・どうでしょう?
今作で桐生ちゃんのお話がファイナルなのかどうかはわかりませんが、桐生ちゃんの最後を飾るのに、それでも良い気がしちゃったりします。ドラマ重視のタイトルですので、自分はですが、それはそれでかなり期待しちゃいますが。ま、そんなこのタイトルを根底から揺るがすようなことを言っちゃって、感想記事を終了しようかと思います。悪しからずであります。
[当ブログ関連記事]
・PS3『龍が如く4』やっとクリアしました!
・PS3『龍が如く OF THE END』ちょっぴりガッカリなクリア後の感想・・・。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません